新潟採集記4.24
ビワヒガイ
石の裏をめくると大体雌雄ペアで採れることが多い気がします。婚姻色も綺麗でした。
フナ(ギンブナ)
小さい個体は可愛い、大きい個体はかっこいいですね。
手乗り写真がかっこよく撮れて満足です。
スナヤツメ
友達に遊ばれていました。小さな個体でも発眼してました。ここはスナヤツメが多い川でした。
アンモシーテスもたくさんいました。
ヤリタナゴ
雌個体のみ。以前はタイリクバラタナゴと共にヤリタナゴの個体数も多かったのですが、タイリクバラタナゴは採れず。
この時期、まだ水草が少なくおそらくいても採りにくいorまだ遡上が進んでないのでしょうか。
別地点
途中コイが逃げていくことに気づき追いかけていきました。採れるのはタモロコばかり。
ギギ
小型の個体を友達が採集しました。
木柵工による護岸、つっかえつっかえで一気に砂泥が流されないからでしょうか。非常に植生が豊かでした。その中でほうれん草みたいな水草を初めてみて興奮していました。
画像はあげませんが、こういった配慮のある護岸工が生物にとって、より良いものになるのだと思います。また、外来種の防除は新潟県の課題だと思います。
最後まで見ていただきありがとうございました。
それでは、気が向いたらブログ更新します…。
新潟採集記2021.3.12
お久しぶりです。ブログの更新頻度が低いのは、サボり癖がついてしまいました。
1月の雪でなかなかフィールドに行けず、ようやく自転車で採集行けるようになったので今日は行ってきました。(1月フィールド出たけどブログ書いてない)
それでは成果報告へ。
ヤリタナゴ(Tanakia lanceolata)
色づき始めてます。あと1ヶ月ぐらいすると婚姻色満開になるでしょうか。今日は曇っていて綺麗に撮れませんでした。新潟のヤリとキタアカの婚姻色MAX大型個体を撮影したいです。
ウグイ(Tribolodon hakonensis)
お腹に少しオレンジ色が出てたのですが、バケツに入れていたため色が落ちてしまいました。婚姻色が出る魚、特にタナゴ類は採ってすぐ撮影しないといけませんね。
タモロコ(Gnathopogon elongatus elongatus)
鰭ピンすると魚の良さが倍増しますね。鰭ピンはお手の物になってきました。撮影技術が追いつけばこれから良い写真になっていきそうです。
ドジョウ(Misgurnus anguillicaudatus)
観察ケースを忘れました()
傷だらけなのでこの春新調しないといけないです。
カムルチー(Channa argus)
3枚目はやらせ写真です。
キープしていた魚を撮影しに戻る途中、泳いでいるところを見かけたので、浅瀬に誘導して捕まえました。
水が綺麗な場所なので食べようか迷いましたが、硬い骨を捌ける包丁がないのでやめました。
帰りに通った用水路です。以前から見ており、流速が速く魚もいないだろうなと思っていた水路です。
田んぼの終わりの時期にも通りましたが、その時は水は抜けておらず、今日水が抜けているのを初めてみました。底質はコンクリートで砂泥の堆積は見当たりませんでした。
道中に水路や河川も見ながら自転車漕いでましたが、その他も水位が低下、水が抜けていました。
という感じで、2021年初の自転車採集をスタートすることができました。
最後まで見ていただきありがとうございました!
サボらずに更新しようと思います!たぶん!
それでは!
新潟採集記2020.10.21
どうも。ブログ更新はサボっていますがフィールドにはしっかり出ています。
今日は、日淡に興味を持ち出した友人がツチフキを飼育したいと言うことなので、ツチフキが多産する川に案内。
早速採集。
すぐに採れました。
婚姻色も薄まり、夏が終わったのを実感しますね。
それにしてもオイカワは年中美しいです。
かっこいいけれど…。
コイとフナの比較です。フナは容易く鰭ピンしますが、コイのツボが分からず…。大型個体だとできるのですがこの大きさのコイはわかりません。修行が必要です。
アンモシーテス幼生。5匹くらい採れました。
底質も良く、住みやすい環境なのでしょう。
この頃、私がカネヒラの雌個体を2匹採捕していたのですが、友達が、「おぉっ!」と。
見に行くとカネヒラの雄個体でした。
私も雄を採りたい…!
と…採れました。
茨城県で雌個体。2月の琵琶湖水系で婚姻色のほぼ出ていないカネヒラたち…と、今回婚姻色は初めて見ました。かなり派手な印象でした。眼福です。
ですが新潟県には元々生息していない国内移入種であり、現状として生態系に悪影響を与えています。
素晴らしい魚ですが複雑な気持ちです。
違法放流は絶対にだめです。これと似たような件についての論文を共著で出す予定です。
と、まだまだ上流へと進んでいくと…
…!
網に入った瞬間良いサイズのフナかと思いました。
その後もカネヒラはちらほら採れ続け…
良い魚なんですよねー。
そして目的であったツチフキは
これだけ採れました。
底物はどうしても並べたくなってしまいやってしまいました。
というわけで、今回登場してきたフナ、スナヤツメ(アンモシーテス)以外は全て移入種になります。
改めて新潟は移入種ばかりだなぁと感じました。
最後まで見ていただきありがとうございました。
それでは。
新潟採集記
どうも。ブログ更新かなりサボっていました。
採集は時々行っていますが栃木にいた頃に比べると1/3も採集(魚類)行けていません。そろそろホームリバーが恋しくなってきました。
今回は久々に川へ。
1河川目
かなり広い柵渠水路。生物に配慮のある護岸水路でした。
マツカサガイ
横に長い気がしてイシガイかと思っていました。普通に考えたらこの大きさではマツカサ模様は消えているはず)
お馴染みの外来種。新潟ではよく見かけます。
婚姻色を目的に行ったが見れず。
2河川目
山から流れ出てきた小規模河川。
カジカ(大卵型)
雪溶け水が多いからか新潟の山側に行けば必ずと言って良いほど会える。アブラハヤは栃木では準絶滅危惧種(生息数は多いが)
良いサイズのどぜうさん。普通種でもこれぐらいのが採れると嬉しいですね。
コシボソトンボのヤゴ。死んだふりをしていて全く動かず。水中に入れると動き出しました。
シマアメンボがいました!特に珍しい種ではありませんが未採集のアメンボだったので嬉しかったです。
いやぁ、夏のガサは暑いですね。ガサ前に飲み物を川で冷やしておいてガサ終わりに川に浸かりながら飲むのがなんとも至福です。
熱中症に気をつけて次の河川へ。
3河川目
フナ。ギンだと思っているけど正確な同定はしていません。
コヤマトンボ
その他にも当歳ホトケドジョウやオイカワ、アブラハヤなんかもいました。
以上。
今回は普通種に会いに行く目的で行ったのでそれなりに満足です。婚姻色オイカワが見られるとなお良かったですね。
今回の採集で何回も補修して使っていたウェーダーが直せないほどになってしまいました。この夏は鮎足袋で採集しようと思っていますがもうすぐ夏も終わってしまいますね。河原はハグロトンボが多く産卵をしていました。夏を感じられる採集でした。
2020.8.4
最後まで見ていただきありがとうございました。
それでは。
新潟採集記
どうも!
今日は昨日釣りをした池でキタノアカヒレタビラが釣れると言うことを聞いたので行ってきました。
早速竿を出すと…
タイバラ。昨日も釣れました。
そしてまたタイバラ。2連続…
そしてまたあたりが。タイバラか?って思っているとなにやら見たことのない淡いブルー。
まさか…!?
キタノアカヒレタビラ!
婚姻色の出た雄個体です!アカヒレタビラと比べると透明感のある水色で体高の低さが目立ちます。
その後もタイバラに混じり…
雌が2個体釣れました。
なんとも美しいです。
1時間半で切り上げ、その後はさらなる開拓のため山を一周しました。5カ所程池を見に行きましたが良いため池にはありつけず…。
気分が下がりますが虱潰しで環境を知れたと思い立ち直ります。
ということで今回の採集は終わりました。
今日は写真に日付を入れて見ました(日付OFFの写真もありますが) どうでしょうか?
今回の場所は昨日見つけてタイバラ、フナ、タモロコのみが釣れて、てっきりキタアカはいないものだと思っていましたが、新潟の方にキタアカがいる。と言うことを聞いたのでリベンジして釣れました。
なので自力で見つけたポイントなのかというとそうではないので、今度は上越地方のキタアカを探してみようと思います。
今回の釣りで生息環境を知れたのでこれを糧にこれからも採集をしていきたいと思います。
最後まで見ていただきありがとうございました!
それでは!
新潟採集記
どうも。
こんな状況の中GW入ってしまいましたね。そのおかげで帰省できず、栃木のMAX婚姻色のタナゴちゃんたちをお目にかかれませんでした。
とは言っても新潟のタナゴちゃんもかなり好きなので暑い中開拓がてら採集に行ってきました!
一ヶ所目・二ヶ所目
護岸工事真っ只中。これ以上生息環境を悪くしないでもらいたいです。希少種の確認、継続的な生物調査観察等なにもしていないのでここは心苦しいですがスルー。
三ヶ所目
濁りがあり流心は流れが強かったですがタナゴの匂いを感知。
やはりいました。ヤリタナゴのいる環境は大体分かるようになってきました。
こんなに赤くてすけすけなえっちな個体は見たことありません!とてもキュートです!
コヤマトンボ、カワトンボ科のなにか…
水生昆虫の知識もつけないとだめですね。川虫類でおすすめの図鑑があったら教えてください。
ツチガエルちゃん。かわよいです。
そのほかアブラハヤ、ドジョウ、ヒガシシマドジョウ、コクチバス(稚魚)がとれました
四ヶ所目
前回目星つけておいて行くのを忘れてしまっていた場所です。大量のヤリ稚魚、ジャンボタニシがいました。産卵母貝も探そうかと思いましたが今日の暑さにやられ次に移動する準備をしていました。
すると軽トラが目の前に止まりおじいちゃんと孫が向かってきたので、ぺこり。
「なにがとれるの?」と聞かれ「タナゴです」
そこから「なんのタナゴだ」と聞かれて名前を言うもピント来ず、写真を見せるもイマイチ。
ならもう川に入って魚を見せてあげることにします。2網目で良い型のオスヤリがとれて見せると納得していました。
話を聞いているとお孫さんと一緒にタナゴの飼育をしているそうで、しかし何タナゴを飼っているのかわからない。ということなのでヤリタナゴとアカヒレタビラの同定ポイントを教えてあげました。
生息数も多いのでお孫さんにとれたオスのヤリタナゴをあげました。
そしてその上流へ
Twitterのわたなべさんという方に教えて頂いたポイントで竿を出して見ました。先程のポイントの少し上流です。
綺麗なオスが釣れました。入れ食いです。
30分ちょっと釣りしてこのヤリの量。バーブレスのタナゴ鈎を使っているので何回もバラしてしまいました。最後はオイカワに仕掛けをよぐよぐにされておしまい。
そして近くにあった池も覗いてみると良さげ。
まぁ微妙でした。仕掛けを新しく作ったので浮力調整も微妙な感じでした。
帰ってるときにこの池に私の狙っている魚がそこにいるということを聞いたので明日もフィールドに出ます。
というわけで今回の採集はこんな感じで終わりました。
最近、地元の方との何気ない会話が環境教育の実践だと感じるようになってきました。昔や今の環境・文化を教えてもらい、私も教えられることを教える。そうしてこの環境の重要さに気づいてもらえればと思います。
特に保全においては地元住民の意見は大切になってきます。高齢化が進んでるのも相まって意見の鍵を握るのは高齢の方です。この方たちが子供の頃魚とりをして遊んでいることが多いわけです。自然について全く知らないわけではありません。それぞれ持っている思いを聞かせてもらい良い方向に持っていけたらと思っています。これからはより地元の方との交流を行なっていきたいです。
最後まで見ていただきありがとうございました。
それでは!