新潟採集記
どうも。
こんな状況の中GW入ってしまいましたね。そのおかげで帰省できず、栃木のMAX婚姻色のタナゴちゃんたちをお目にかかれませんでした。
とは言っても新潟のタナゴちゃんもかなり好きなので暑い中開拓がてら採集に行ってきました!
一ヶ所目・二ヶ所目
護岸工事真っ只中。これ以上生息環境を悪くしないでもらいたいです。希少種の確認、継続的な生物調査観察等なにもしていないのでここは心苦しいですがスルー。
三ヶ所目
濁りがあり流心は流れが強かったですがタナゴの匂いを感知。
やはりいました。ヤリタナゴのいる環境は大体分かるようになってきました。
こんなに赤くてすけすけなえっちな個体は見たことありません!とてもキュートです!
コヤマトンボ、カワトンボ科のなにか…
水生昆虫の知識もつけないとだめですね。川虫類でおすすめの図鑑があったら教えてください。
ツチガエルちゃん。かわよいです。
そのほかアブラハヤ、ドジョウ、ヒガシシマドジョウ、コクチバス(稚魚)がとれました
四ヶ所目
前回目星つけておいて行くのを忘れてしまっていた場所です。大量のヤリ稚魚、ジャンボタニシがいました。産卵母貝も探そうかと思いましたが今日の暑さにやられ次に移動する準備をしていました。
すると軽トラが目の前に止まりおじいちゃんと孫が向かってきたので、ぺこり。
「なにがとれるの?」と聞かれ「タナゴです」
そこから「なんのタナゴだ」と聞かれて名前を言うもピント来ず、写真を見せるもイマイチ。
ならもう川に入って魚を見せてあげることにします。2網目で良い型のオスヤリがとれて見せると納得していました。
話を聞いているとお孫さんと一緒にタナゴの飼育をしているそうで、しかし何タナゴを飼っているのかわからない。ということなのでヤリタナゴとアカヒレタビラの同定ポイントを教えてあげました。
生息数も多いのでお孫さんにとれたオスのヤリタナゴをあげました。
そしてその上流へ
Twitterのわたなべさんという方に教えて頂いたポイントで竿を出して見ました。先程のポイントの少し上流です。
綺麗なオスが釣れました。入れ食いです。
30分ちょっと釣りしてこのヤリの量。バーブレスのタナゴ鈎を使っているので何回もバラしてしまいました。最後はオイカワに仕掛けをよぐよぐにされておしまい。
そして近くにあった池も覗いてみると良さげ。
まぁ微妙でした。仕掛けを新しく作ったので浮力調整も微妙な感じでした。
帰ってるときにこの池に私の狙っている魚がそこにいるということを聞いたので明日もフィールドに出ます。
というわけで今回の採集はこんな感じで終わりました。
最近、地元の方との何気ない会話が環境教育の実践だと感じるようになってきました。昔や今の環境・文化を教えてもらい、私も教えられることを教える。そうしてこの環境の重要さに気づいてもらえればと思います。
特に保全においては地元住民の意見は大切になってきます。高齢化が進んでるのも相まって意見の鍵を握るのは高齢の方です。この方たちが子供の頃魚とりをして遊んでいることが多いわけです。自然について全く知らないわけではありません。それぞれ持っている思いを聞かせてもらい良い方向に持っていけたらと思っています。これからはより地元の方との交流を行なっていきたいです。
最後まで見ていただきありがとうございました。
それでは!